前任校に送る元担任の卒業式祝電・祝文の文例&雛形

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 卒業式のシーズンがやってきました。学校の先生をしていると「転勤」がつきものですので、前任校にも気を配らねばなりません。つい、目の前の子どもたちのことに追われてしまいますが、忘れてはいけないことのひとつですよね。式場近くの廊下にずらりと並ぶ祝辞。「あっ!〇〇先生のがある!」というように子どもたちの喜ぶ様子も見たことがあります。逆に、「〇〇先生のがない…」ということもあります。子どもや保護者もそのことを根にもって恨んだりはしないでしょうが、せっかくの卒業式ですから花を添えたいものです。

すぐ使える卒業式「祝電・祝文」の文例&雛形・元担任編

 さて、この記事は「祝電・祝文」に関する悩みや不安を少しでも軽減できればと思って作成したものです。もちろん、直接出席してあげられるのが一番いいのでしょうが、この仕事をしている以上、だいたいの場合は卒業式の日程が重なるので難しいですよね。せめて、祝文を送ろうと思っても、評価の時期と重なりバタバタと。気付いたときは卒業式直前、さぁどうする?贈るべきか、そのまま忘れていたことにするか…。

祝電・祝文って必要?

 そもそも論ですが、転勤したのですからそれで終わりという考えもあります。正直、新しい学校で全力を尽くしているのですから、前任校のことまで気にかけていられないという考え方もあります。転勤したら卒業式で祝電を送らなければいけないという「きまり」なんかは存在しません。あくまでも、お祝いのメッセージですから自分の気持ちの問題です。しかしながら式次第では、「祝電披露」があり、小学校の式中では「お祝いのメッセージが届いていますので紹介します。」と、元担任の先生のものを紹介することがあります。廊下に掲示してあるものを見て子どもたちは元担任を思い出しますので、自分のだけ無いというのはちょっと避けたいなと思います。もちろん、「そんなの気にしない」という方は、それでいいと思います。そもそも、そういう方はこの記事にたどり着いてはいないと思うのですが…。

書式等について

どんな紙にしたらいいのかな。そもそも、祝電ってどうやって作るのかな。

 祝電・祝文で困るのは「形式」だと思います。 子どもに対してのメッセージは、自由に書けるのであればなんぼでも出てくると思います。しかし、卒業式となるとちょっと考えますよね。いったいどんな文章にしたらいいのかな。どんな紙にしたらいいのかな。そもそも、祝電ってどうやって作るのかなっていろいろと心配になります。このサイトをご覧になっている先生方も、「書くことが無くて」ではなくて、「卒業式に合った書き方」が心配でアクセスされているのではないでしょうか。ここでは、私が過去に見た祝電・祝文から分かったことを紹介していきます。

結論「特に書式は決まっていない!」

 学校間の形式的なものは書式のようなものになっていますが、個人で出すものに書式は無いようです。ただ、最低限のパターンとして、「お祝い」「メッセージ」「送り主」は書きます。日付は卒業式当日のものを入れたり入れなかったりのようです。

  1. 縦書きか横書きか⇒どちらもありました。
  2. 日本語か英語科 ⇒どちらもありました。(読めないと意味がないですが)
  3. よい紙か普通の紙か ⇒どちらもありました。(少々厚紙の色付きは豪華に見えました。)
  4. プリントアウトはOKか ⇒データで送ってくる先生もいました。(知っている職員がいれば)
  5. 文章は決まっているか ⇒特に決まりはないようです。
  6. デザインを凝ってもいいのか ⇒これも自由なようです。

 ここまで見てお分かりいただけたと思うのですが、元担任からのお祝いメッセージは、「こうじゃなきゃだめ!」という型はないようです。学校間や幼稚園、中学校など近隣校で送り合うものとは違って「愛」を込めたメッセージで全く問題はなさそうです。

ちょっと待って!祝電って「電報」じゃないの?

 確かに「電報」です。私は「電報」じゃないとだめだと思っていました。で、当時、調べると簡単なメッセージで2,000円~3,000円。台紙を付けたら10,000円を超えるものもあります。ちょっと掲示されて終わるものにこんなにお金はかけたくないと思いました。みんな本当にこんなにお金をかけているのか・・・?

結論 かけていないものもありました。

となると、電報って何さってなりますよね。

疑問 電報を使うメリットは早さ?

 祝電は確かに早いです。現物を作って手元から発送するわけではないので、場合によっては遠方に送る場合でも、当日発注で会場に届きます。でも、そんなギリギリに送ってたとえ届いたとしも現場は忙しい状況です。掲示もされなければ紹介もされないでしょう。卒業式の日程はずっと前から分かっているのですから、そんなにギリギリに送る必要はありませんよね。となると、高いお金を出してまで「電報」を使う必要はないですよね。

「チチキトク スグカヘレ」の時代ではないわけです。

結論!電報にするとお金はかかります。

結論!電報にするとお金がかかります。今の時代、「電報じゃないから失礼だ!」なんてことは無いと思います。気持ちを込めたメッセージを少し良い紙にプリントアウトして届ければよいと思います。(私はA4のコピー用紙に印刷して庁内メールで送りました。)

あれこれ心配するのが嫌なら「外注」もあり

 転勤していった先生から電子メールが来て、それのプリントアウトを頼まれたこともあります。「少しいい紙に印刷して!」なんて頼まれて困りましたが、時代は変わってスマホで安く簡単に電報を送ることができるようになりました。金額も1,200円から2,000円程度で台紙・送料込みです。詳しくは記事の最後に紹介していますが、これくらいの金額で済むようになったのなら、折れないように郵送するとか、台紙はどうするかとか悩まなくていいから電報もいいのかもしれませんね。

むしろ、早めに送りましょう!こういうのって学校の先生は経費では落ちないのよね。身銭を切るものっていっぱいあるわよね。

 形式やら何やらを気にするより、このことが重要かもしれません。多くの場合、掲示して紹介してくれますのでギリギリに送ってしまうと余計な仕事を増やしてしまうことになりかねません。模造紙にレイアウトを考えながら貼っていくこともありますので、最低でも1週間前には届けておきたい(もらいたい)というのが庶務係として思うことです。

思いを伝える祝文

 時間に少し余裕があれば、愛のこもったオリジナルの祝文を届けてあげましょう。形式がどうとか、紙がどうとかではなく、子どもたちの思い出が書かれたものであれば子どもも保護者も喜びますし、特別なものになると思いまぜんか?例えば、学年目標や一緒に取り組んだ学習や行事のことに触れて書いていきます。

ご卒業おめでとうございます。
六年間の小学校生活を終え、それぞれの進路に向かって旅立とうとする皆さんは、心も体も大きく成長されたことでしょう。
“Challenge!”を合言葉に動物園ガイドやオリジナル劇に取り組んだ日々が、つい昨日のことのように思い出されます。
これからも自分の道を信じ、突き進む強さと、周りに目を向け手を取り合う優しさを大切に、未来に羽ばたいてください。
ご活躍をお祈りしています。

 あんなに小さかったのに…と、過去を思い出せるような文面で書いてみます。公園で遊んだね。鬼ごっこしたね。などと、低学年の頃に一緒に過ごした思い出を書きました。

ご卒業おめでとうございます。
 六年間の小学校生活を終え、それぞれの進路に向かって旅立とうとする皆さんは、心も体も大きく成長されたことでしょう。
 ○○公園で鬼ごっこをしたことや、○○公園で秋探しや雪遊びをしたことが、つい昨日のことのように思い出されます。
 これからも自分の道を信じ、突き進む強さと、周りに目を向け、仲間と手を取り合う優しさを大切に、未来に羽ばたいてください。
ご活躍をお祈りしています。

 大事なのは「子どもたちへの思い」だと思うので、こうでなければだめ!というものは無いはずです。思いが伝わるように書けるといいですね。

少しお金を出せばこんなサービスも

 先ほど少し書きましたが、時代は変わってきています。郵送が不安だったり、自分で届けることができなかったりする場合は、ちょっとの出費で対応できる方法もあります。台紙はどうしよう・・・折れないように郵送できるかな・・・鏡文は必要?など面倒なことを悩むくらいならサクッと外注するのもありです。外注されたものを見ていちゃもんをつける人はいないでしょう。

 下記のサービスなら学校や幼稚園・保育園にも届けてくれます体裁やデザインなどのマナーも業者を通すので心配はありません。値段はステキな台紙と文字、送料込みで1,280円からです。2,000円くらいのものを使う人も多いようです。これくらいで済むのなら自作して持っていったり郵送したりする場合とそこまで大きくは変わりません。せっかくこのサイトを見つけてくれて、「さぁ愛のこもった祝電を!」と思われていると思いますが、いろいろと悩んでしまっている方には手っ取り早いです。送る文章も変えることができますよ。

幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校…
なんと、それぞれにあた台紙や例文もあるのよ。最初の頃は自分で気合入れて作っていたけど、2,000円かからずにこれだけのものができるならこっちもかなりいいわよね。だって、大人だもん。

 余裕をもって1週間前には申し込んでほしいそうです。逆に言えば、1週間前でもこれならいけるという考え方もできます。ギリギリになってしまったらもうこちらに助けていただきましょう。

入学の電報も同じ会社が使えます

 入学式の電報で迷ったら同じ会社のサービスが使えます。

 以上、卒業式直前で悩む、元担任の祝電・祝文のお話でした。

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